2013年4月24日水曜日

闘病記(16) やっと終った?


予定通り、16日に退院、19日の外来で抜糸も完了しました。

抜糸の最中、「ここまでたどりつけて、ほっとしてます」と私がつぶやくと、
主治医も「私もほっとしています」と返してくれました。

彼なりに心配してくれていたんだと思います。

抜糸から4日たって傷の状態もよくなってきているし、
傷のケアのこつも身につけたので、今度こそ大丈夫だと思います。

今回は、合計43日間も脳外科の病棟に入院していたので、
多くの方のお話を聞いたり、お姿を拝見して勉強になりました。

デイサービスで看護師さんが異常を見つけてくれて、大事に至らなかった方。
ゴルフの最中に異常を感じて、途中で切り上げて事なきを得た方。

30代で下半身の自由がきかなくなり、つらい思いをしている方。
状況が理解できないのだろう、大声で叫び続けている方。
懸命にリハビリに取り組んでいる方。

遠回りはしたけれど、何の後遺症もなく退院できたことを、
本当に感謝しないといけないな、と思っています。


同じ病気(AVM=脳動静脈奇形による脳出血)でも、
出血の場所と程度によっては、様々な障害がでた可能性もあったようです。

しばらくは、外来通院で経過観察が必要ですが、
もう普通の生活を送っていますので、ご安心下さい。

今は、心臓が悪くなってきた犬の健康のほうが心配です。

2013年4月14日日曜日

闘病記(15)延長戦

退院予定日(4月9日)の朝、主治医の「念のため7日間、皮膚に浸透しやすい抗生剤の点滴をしましょう。その方が、お互い安心ですよね」の一言で、延長戦が決まりました。

手術跡のうち、排膿した部分の傷(皮膚)の状態が少し心配になったようで、前のこともあり、慎重になってくれたようです。4回もメスを入れたところだからね。

最初は落ち込んだけど、結果的には良かったと思います。

正直、外来通院による経過観察に一抹の不安(前回みたいに、外来予定日の間に化膿が進まないか)もあったので。

一昨日あたりから、傷の腫れや赤みが目にみえても良くなり、鎮痛剤も要らなくなっています。

主治医も、これなら4月16日(術後2週間)で半分抜糸して退院できそう、と言ってくれました。

まあ、延長戦といっても、朝8時前後の医師の診察、看護師さんの傷の洗浄、10時から30分間の点滴(キュビシン)、血圧と体温の測定をしているだけで、8時間の外出と昼食夕食は外食Okなので、精神的負担は少ないです。

午前中の治療とケアが終わったら、自宅に帰って犬とまったり、好きなものを食べてコーヒーも淹れて、シャワーも浴びて、19時過ぎに病院に戻る生活です。

看護師さんも、元気になったのは外出のおかげですかね?といってくれます。もちろん、風邪などひかないように注意はしています。せっかくここまでこぎつけたのだから。






2013年4月8日月曜日

闘病記(14)明日は退院

明日退院します!

抜糸が終わるまであと2週間かかるので、
家族は早い退院に反対していたけど、

主治医から「血液検査の結果をみると、明日にでも退院できます」と言われて速攻で根回し。

なんとか理解してもらえました。

何をするにも相談なんてしたことのない私が、お伺いをたてるなんて、少しは成長した?

約4ヶ月間、心配と負担をかけ続けてきたんだから、当たり前です。

あと2週間、頭に糸をつけたままだけど、できるところから復帰していきます。

とりあえず、この問題に区切りをつけて、次へ進めることが、本当にうれしい。

2013年4月1日月曜日

闘病記(13)3回目の入院

明日、骨入れを行うため、今日から入院です。

正確な病状・病名は、硬膜外膿瘍と術後骨欠損、手術名は頭蓋骨形成術と言うらしいけど、看護師さんがそう言っていた。

夕方、主治医の説明を聞いていたら、今回は抜糸まで2~3週間かかるかも、とのこと。

そういえば、1回目手術のときは1週間で抜糸だったのに、2回目は2週間かかった。

同じ場所を何度も切るとくっつきが悪くなるらしい。そういえば2回目の方が痛みも強かった。

ということは3回目の今回は...

おまけに、前回のことがあるので、今回は念のため抜糸まで入院して経過を観察した方が安心ですが......とのこと。

1週間で退院して、その後1週間静養して、自由の身になるつもりだったけど、どうなることか。

まあ、今日のところは、余計なことを考えずに寝ることにしよう。もう消灯時間です。


前回、前々回と手術前後に40時間ぐらい絶食になったので、今日は夕食後すぐに夜食とデザートを食べてお腹一杯。